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NCDA 4th International Symposium

 

Theme: Searching for the Excellence in Coaching

Date:    February 11 (Sat) , 2017

Language:    English/Japanese
Venue:    Setagaya campus, Nippon Sport Science University 
(7-1-1 Fukasawa, Setagaya, Tokyo, 158-8508)

Application for Participation: https://goo.gl/forms/wN9rCiOJoMAN6vOd2

Information about Hotel Reservation: Click Here (PDF)

Hotel Reservation Form: Click Here (Excel)

第4回 NSSU Coach Developer Academy 国際シンポジウム

【シンポジウム 主題】

コーチングにおける卓越性の探求

 

 

【日時・会場】

日 時:平成29年2月11日(土)12時30分〜17時00分(受付12時00分から)

会 場:日本体育大学 東京・世田谷キャンパス 教育棟B階 記念講堂

【開催趣旨】

 スポーツ実践においてコーチの果たす役割は大きく、コーチの継続的な専門的能力を向上させることはコーチ本人および所属組織にとって重要なテーマと言えます。平成26年に国際コーチングエクセレンス評議会(以下、ICCE)は、コーチ育成の専門家となるコーチ育成者(Coach Developer)に関するフレームワークを発表し、その後、コーチ育成者の存在やその役割の重要性が徐々に認知されるようになってきました。それと同時期に、日本体育大学では、平成26年度に文部科学省から受託したスポーツ・アカデミー形成支援事業において、国際的に活躍できるコーチ育成者の養成とそのネットワーク構築を目的としたNSSU Coach Developer Academy(以下、NCDA)を開設し、現在ではICCEと連携しコーチ育成者のプログラムを実施しています。NCDAのプログラムには世界各国から多くの応募があり、また、さまざまな国や組織でコーチ育成者が導入されていたり、導入が検討・実施されていたりすることから、「コーチ育成者」が今後のスポーツの発展の鍵となることが予想されます。

 そうした状況のなかにあってNCDAでは世界に通ずるコーチ育成の知見を取り入れるべく、一昨年、昨年に計3回の国際シンポジウムを開催してきました。今年度もそれらに引き続き、第4回国際シンポジウムを開催いたします。今年度は「コーチングにおける卓越性(Excellence)の探求」を主題として、そのなかでコーチ育成者として必要不可欠な基本的知識や能力についてよりいっそう理解を深めることを目的とします。

【登壇者と題目】

・伊藤雅充( Masamitsu Ito: 日本体育大学准教授、NCDA主任研究員 )

 「日本のコーチ育成とNSSU Coach Developer Academyの活動報告」

・ジョン・ベールズ( John Bales:国際コーチングエクセレンス評議会 会長 )

 「コーチ育成の世界的動向について」

 

[招聘講師]

・ポール・シェンプ( Paul Schempp:米国 ジョージア大学教育学部 教授 )

 「熟練コーチの特徴と特性」  

・ラルフ・ピム( Ralph Pim:元・米国陸軍士官学校体育学部教授 )

 「スポーツにおける偉大さの文化の構築」

  ※シンポジウム終了後に懇親会がございます

【言語】  英語(同時通訳あり)

【参加費】 無料(事前申込み制)

下記のフォームから事前にお申込みください。

https://goo.gl/forms/GC0lW1dlmogJ9VCg2

※2017年1月31日(火)締め切り

【登壇者について】

ポール・シェンプ( Paul Schempp, Ph. D. :米国 ジョージア大学教育学部 教授)
講演題目「熟練コーチの特徴と特性」

 ポール・シェンプ氏は、1981年にボストン大学で博士号を取得し、ケント州立大学助教(1981-85年)、オレゴン大学准教授(1985-91年)を経て、1991年より米国ジョージア大学教育学部運動学科で研究教授を務めている。とりわけ「熟達(Expertise)」について研究を進めており、「人間は熟達を持って生まれるのではなく、むしろ正しい方法で考え、行動することで、熟達し、成功へと至ることができる」という強い信念を抱いている。
 2004年に「パフォーマンスエクセレンス国際研究センター」より優秀学術研究者に選出されており、パフォーマンスに関して豊富な知識を有する。ジョージア大学の研究教授およびスポーツ・インストラクション研究所所長として10年に以上に渡り熟達の特徴とその発展について研究を行ってきた。そのなかで、ビジネス、教育、スポーツにかかわる個人や組織の助けとなるメッセージを送り、生産性の向上、よりよい意思決定、熟達したパフォーマンスを伝えるきっかけを与えてきた。
 また、パフォーマンス・マターズ社の代表として、講演者としても活動しており、コーチやコンサルタントなどを行っている。これまで6冊の著書を出版しており、『5 Steps to Expert: How to Go from Business Novice to Elite Performer(熟達への5つのステップ:ビジネス初心者からエリートパフォーマーになるために)』では受賞経験がある。また、90本以上の論文や記事、26カ国で延べ250回以上の講演を行っており、国際的にも高い評価を受けている。ドイツのフランクフルト大学で上級フルブライト学術研究員やシンガポールのナンニャン技術大学で客員教授も務めた経験があり、またこれまで三大陸で約25の大学で講義を行ってきた。
 ビジネスや産業分野において講演を行うだけでなく、自らの研究を応用することでスウェーデンゴルフ連盟やゴルフのメキシコ代表チームのパフォーマンスプログラムの作成にもかかわる。さらに、PGAゴルフツアーの優勝経験者数人を指導した経験を有する。
 

【著作】
Paul G. Schemmp and Peter Mattsson (2014), Golf Steps to Success, Steps to Success Activity Series, Human Kinetics
Paul G. Schemmp (2012), 5 Steps to Expert: How to Go from Business Novice to Elite Performer, Performance Matters Press
Paul G. Schempp (2003), Teaching Sport and Physical Activity: Insights on the Road to Excellence, Human Kinetics


【参考】
https://coe.uga.edu/assets/files/misc/profile/pschempp_vita.pdf
http://www.performancemattersinc.com/

Presentation by Paul Schempp

ラルフ・ピム( Ralph Pim, Ph. D.:元・米国陸軍士官学校体育学部 教授 )
講演題目「スポーツにおける偉大さの文化の構築」

 ラルフ・ピム氏は、1972年にスプリングフィールド大学で学士を取得し、1973年にオハイオ州立大学で修士号を取得した後に、1981年にノースウェスタン州立大学で博士号を取得。その後、セントラル・ミシガン大学准教授、バスケットボール部アシスタントコーチ(1978-86年)、アルマ大学バスケットボール部ヘッドコーチ(1989-92年)、アメリカ合衆国陸軍士官学校体育・競技スポーツ学部教授、運動競技部ディレクター(2000-12年)を経て、現在はニュージーランドのスポーツ・ニュージーランドや米国ミネソタ大学サッカー部のスポーツコンサルタントとして国際的に活躍している。
 陸軍士官学校では、運動競技部のディレクターとして27の運動競技部に所属する延べ3500人の士官学校生アスリートたちを監督してきた。また同校においては、価値基底的な教育スポーツカリキュラムを作成し、そのカリキュラムは優れた業績を生み出し、世界的に認知されるようになった。2008年には、ピム及び彼のスタッフたちが所属していた「米国陸軍士官学校体育・競技スポーツ学部」が、性格発展・リーダーシップの原理・勝利への心構え・強いチームの構築に寄与するプログラムの作成や、「Mike Krzyzewski Teaching Character Through Sport Award(マイク・シャシェフスキー記念スポーツ人格教育賞)」の設立などが高い評価を受けて、国際スポーツ研究所(Institute for International Sport、1986年設立)の「米国における15の有力スポーツ教育チーム」に選出されている。
 また、ニュージーランドでは、グレーター・オークランド・コーチング・ユニット(GACU)などでワークショップを多数開催し、現在に至っている。なかでもリーダーシップ論についての講演は高い評価を得ている。また、リーダーシップについても多数の優れた著作をこれまでに刊行している。

【著作】
Ralph Pim (2009), Perfect Phrases for Coaches: Hundreds of Ready-to-use Winning Phrases for any Sport--On and Off the Field, McGraw-Hill
Don Casey and Ralph Pim (2007), Own the Zone: Executing and Attacking Zone Defenses, McGraw-Hill
Tom Crean and Ralph Pim(2006), Coaching Team Basketball: A Coach’s Guide to Developing Players With a Team-First Attitude, McGraw-Hill
Jerry Krause and Ralph Pim (2006), Basketball: Beyond the X's and O’s, Coaches Choice
Ralph L. Pim, Jerry Krause (2005), Basketball Offense: Lessons from the Legends, Coaches Choice(邦訳:倉石平監訳(2010)『バスケットボール・オフェンス・レッスンズ・フロム・ザ・レジェンド』、社会評論社)
Jerry Krause and Ralph Pim (2005), Basketball Defense: Lessons From The Legends, Coaches Choice(邦訳:倉石平監訳(2010)『バスケットボール・ディフェンス・レッスンズ・フロム・ザ・レジェンド』、社会評論社)
Ralph Pim (2004), Winning Basketball, 2nd Edition: Techniques and Tips for Playing Better Offensive Basketball, McGraw-Hill

【参考】
http://www.quantumsport.com/announcements/dr-ralph-pim-visit-professor-of-physical-education-director-of-competitive-sports-united-states-mili
https://www.youtube.com/watch?v=bbk2pd4qEeU

Presentation by Ralph Pim

伊藤雅充( Masamitsu Ito, Ph. D.:日本体育大学准教授、NCDA主任研究員 )
講演題目「日本のコーチ育成とNSSU Coach Developer Academyの活動報告」

 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系修了(博士(学術))した後に、現在は児童スポーツ教育学部児童スポーツ教育学科准教授及びNCDA主任研究員を務めている。アスリートセンタードコーチングを中心にコーチングにまつわるさまざまな要素を研究しており、日本体育協会の「モデル・コア・カリキュラム」作成のためのワーキンググループの一員として尽力している。また、国際コーチングエクセレンス評議会の科学委員会委員を務めている。


【参考】
https://www.facebook.com/Athlete-centred-Coaching-Japan-547343242017473/
http://www.nittai.ac.jp/coaching/

ジョン・ベールズ( John Bales:国際コーチングエクセレンス評議会 会長 )
講演題目「コーチ育成の世界的動向について」

 
 ジョン・ベールズ氏は、2005年より現在まで国際コーチングエクセレンス評議会(The International Council for Coaching Excellence)の会長を務めている。また、1996年より17年間カナダコーチング協会の会長も務めた。「グローバルな規模でのコーチングの発展をリードし、サポートする」というICCEの理念を実践するべく世界各国でさまざまな活動を精力的に行っている。


【参考】
http://www.icce.ws

Presentation by John Bales

主 催:日本体育大学

             スポーツ庁委託事業「スポーツ・アカデミー形成支援事業」

共 催:国際コーチングエクセレンス評議会(The International Council for Coaching Excellence)

後 援:公益財団法人日本体育協会、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(案)

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